融資制度について

事業を行うに当たって適切な時期に適切な借入をしていく事が、事業の継続・拡大には必要不可欠な要素といえます。
事業に使う資金には、仕入や経費支払等にあてられる「運転資金」と土地、建物、機械設備などに使われる「設備資金」があります。
用途により資金調達を考え、具体的な資金計画を持つことが大切です。

上手に借入れるためのポイント

1. 激動の金融自由化時代に必要とされる金融
財務の専門知識
金融の自由化はまず金利の自由化がその主軸であり、これに各金融機関相互の業際規制の緩和、もしくは撤廃および金融取引の国際化が加わった三本の柱から成り立っています。 この激動の時期にあたり、企業や家庭にとって最も必要なのは金融・財務に関する専門知識を持つことです。 例えば、あらゆる金融取引のベースにある金利の計画などは安直にできるようにしておくことが必要でしょう。
2. 金融機関は融資先企業のどこに着眼するか

金融機関が融資先企業の選定をするにあったって特に重要だと思われるのは次の3点です。

  • ① 企業の収益力・財務内容及び将来性
  • ② 経営者の人物・識見
  • ③ 取引採算に対する期待
3. 公的な金融機関との折衝のポイント

金融機関は大別して公的金融機関と私的金融機関に分けられます。
基本的にいえるのは公的金融機関の融資にはいろいろな面で特典があるということです。
(例えば中小企業の事業促進のための低利・長期融資)。

借り入れをしようとするなら、公的機関を優先的に検討してみるべきです。
そのために各機関の融資制度の内容を比較して十分にチェックします。
この場合に重要なポイントは次の五項目です。

  • ① 融資を受けられる資格要件との適合性
  • ② 借り入れのタイミング
  • ③ 計数や資料の整備
  • ④ 金利その他の借入条件
  • ⑤ 金融機関との折衝方法の策定

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